ひとことで言うと
「夫婦ふたりとも働きながら、子どもを育てている家庭」を指す言葉です。今や日本でも、こうした家庭の方が「ふつう」になりつつあります。
定義
DEWKs(Dual Employed With Kids)は、夫婦ともに就労し、子どもを育てている世帯を指す呼称です。共働き子育て世帯の特徴と課題を明確にする概念として用いられ、しばしば専業主婦世帯やDINKsと対比されます。
文脈と歴史
20世紀末から21世紀にかけて、女性の労働参加の拡大とともに共働き世帯が増加し、専業主婦世帯を上回る規模になってきました。DEWKsという呼称は、共働き育児の経験を可視化し、政策・サービス・職場文化の議論につなげるために用いられています。
主要な論点
1. 時間と段取り
仕事・家事・育児の三つを夫婦ふたりで回すには、時間配分や段取りの調整が日々の課題になります。保育サービスや家事支援の利用が前提となる生活設計です。
2. 役割分担
共働きであっても、家事・育児の負担が偏る場合が多いと指摘されます。性別役割分業の残存と共働きの広がりのあいだの緊張は、この概念のもとで継続的に論じられます。
3. 職場文化
長時間労働を前提とした職場文化や、育児休業の取得しやすさ、復帰後のキャリアパスなど、職場のあり方がDEWKsの生活に直接影響します。
4. 制度の追いつかなさ
保育、学童、介護など、生活インフラの整備が、共働き子育てのニーズに追いついていない地域があります。地域差・所得差を含めた包括的な対応が論点です。
TSIRの研究との関わり
TSIRが扱う「育児と仕事の両立」のテーマは、まさにDEWKs世帯の経験そのものです。プロジェクト「仕事・育児をしながら創作をする理由」では、共働き子育てに加えて、創作という第三の営みをどう編み込むかが語られます。
関連する用語
参考文献・参考資料
※ 参考文献は順次追加・整理していきます。
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